レッグ・ペルテス手術2(入院、手術、退院)

はなちゃんの「レッグペルテス手術に」ついて、入院、手術、退院編です。
手術当日から退院までの事をまとめました。

1/13(土)手術当日

10時前に病院到着。はなちゃんはいつものお出かけと変わらない様子。思っていたよりも混んでなく、直ぐに検査に入る。前日までやや体調不良があったことについても申し伝え、それも含めて検査、診察してもらうようお願い。

10分少々ではなちゃんは戻ってきて、再び院長の説明を待つことに。その後10分ほどたってから院長に呼ばれ。血液検査の結果、手術には問題がないことを説明頂く。

血液検査の説明については、こちらが求めなかったこともあるが、結論だけで、細かく数値を説明頂くことはなかった。その後手術に関する詳細説明があった。

・麻酔に関しては麻酔専門の獣医を同席させて、(専門用語は分からないが)運動機能をとめる麻酔と、痛みを麻痺させる麻酔(薬?)の二種類を使うらしい(普通なのか?)
・麻酔から毛を刈るまでの時間が約30分、その後オペに入って30分ほどで手術が完了すること
・今日の手術の件数は3件予定していること
・手術は1番目か2番目を予定していること
・1番目であれば午前中には、2番目であれば14時頃終了する予定であること
・麻酔から覚める時間から早くて15時、遅くても16頃には無事終了した旨連絡出来ると
・そして最後に、麻酔に関してはこれまで一度も事故がないこと
・ただし100%安全とは言い切れないこと
・何かあった場合はその場の判断で最善の対応をすること
・その後直ぐに連絡すること

が伝えられた。

聞きたいことをいくつか用意していたが、これらの説明の中で、思いつく全ての疑問が解決出来た。

その上で同意書にサイン。

入院前

はなちゃんを引き渡した後は、受付の方に持参したご飯とエリザベス・カラーを渡す。

持参したご飯は渡して終わりかと思ったら、一日当たりの職の回数、一回当たりのグラム数まで聞かれ「極力いつも通りの時間にいつもの量をあげるようにしますね」と。これには正直驚いた。

その後、持参した首輪とお守りを置いていっていいかとお願い。

これも快く引き受けて預かり証に記入して、「これが預かり物の控えです」とコピーを私たちに渡してくれた。そして最後に着手金として予定金額の半分を支払い。残額は退院時精算。

その後一旦自宅近くまで戻り、ソファー撤去後のカーペットや低めのソファーを物色。近隣の家具屋、ホームセンターを数件回ったが妙案が思いつかず一旦ソファーの移動のみで様子を見ることに。

そうこうしているうちに、午後3時10分頃病院から電話。

無事に手術が終了した旨連絡があった。極めて予定通りで、なんの問題もなく終了したとのことだった。その後4時以降であればモニター越しに様子を見れるとのことだったので改めて伺うということにした。「外来の患者がいるので少し待つこともあるのでその点はご了承ください」と前もって教えてもらえた。

16時過ぎに病院到着。患者さんも少なく、思ったより待たされず、今度は実際に執刀を担当した副院長から手術の詳細について説明を頂けた。極めて普通に無事に手術がすみました。とレントゲン写真を元に手術後の骨の様子を教えて頂いた。

手術後のレントゲン

また、切除した骨頭部を見せて頂き、やはり軟骨が完全に剥離している状態であったことも説明頂いた。「剥離というよりは完全に割れてました。相当痛かったと思います。頑張りましたね。」とも。。。涙。

その後、モニター越しにICUにいるはなちゃんの様子を見せて頂いた。

ほかの人のブログで、「手術後は意識もうろうとしている」とか、「幹部が痛くてお座りすらできない」等といった記事も読んでいたので覚悟はしていたが、はなちゃんの場合は痛いのか、怖がっているのか少し震えているものの、おすわりしてて、意識もしっかりある様子で、正直ほっとした。

副院長が気遣って「もしカメラ貸して頂ければよければICUの中の様子もとってきますよ。記念になりますもんね。」と言ってくれたので遠慮なく動画と静止画の撮影をお願いした。

つれて帰りたいと思うくらいしっかりして見えたが、点滴もしているし、もともとよほどの事情がない限りは、3日間は入院しているのが望ましいと言われていたので、「はなにとって今一番安全な場所は病院なのだから。。」と言い聞かせ病院を後にした。

入院中の夜は、我が家はなんだかシーンとしてた。

家の中は、例えるのならば子供たちが修学旅行や合宿で誰か一人家にいない日の感じ??、に近い。普通に会話もあるし音もあって賑やかなのだが、なんか物足りないシーンとした感じ。。。

ウチに来てわずか半年で、この存在感。。。

個人的には事故なく手術が終わったという安堵感、小さな体で頑張ってくれたはなちゃんへの感謝の気持ち、これからやってくるリハビリ頑張らねば。という思いとかが入り混じっていた。

なんだか長い一日だった。

退院が待ち遠しい。。。

1/14(日)手術翌日

明日が退院の日。前もって「念のため14日連絡しますね」と言われていたが、17時時点で連絡がなかったので、営業時間が過ぎても嫌だったのでこちらから病院に電話。問題なく退院できることを確認。

同時に概算の請求予定額も教えて頂いた。

一番気になる容体について「元気ですかね?」と質問したところ。「はい元気です。ちょっと待ってくださいね。」、「えっとですね。朝の食事の量がいつもの半分程度でした。尿は何回かでてますけど、便はまだ出てないようです。明日になればもっと回復するので大丈夫だと思います!」とテキパキと教えてもらえた。

こちらが聞きたいこと以上の内容が帰ってきたのには関心。

家では術後のはなちゃんが安全に過ごせるように家の掃除、配置変更を実施。

・ソファーをリビングから引き上げフルフラットに
・いつも噛みついて叱られるコード類を届かない場所に移動
・散歩グッズの置き場所変更
・ケージの掃除、毛布類の洗濯
などなど。

1/15(月) 退院。

いよいよ(といっても入院はたったの3日間)退院の日!

会社を早退し、17時頃病院到着。先生待ちの間受付の方から、
・今日は一度もご飯は全然食べてくれませんでしたー
・でも元気があるので退院は問題ないですー!!

みたいな感じで元気に明るくいい渡される。いろんな意味でちょっとだけ心配になった。

で、持参したエリザベスカーラーではサイズが小さく患部に触れてしまうとのことで、病院で入手(1,600円)。
※あとあと持参のものと比較したら、サイズ変わんないじゃん。と突っ込みたくなるほど同じサイズだった。。。

その後、先に精算をすませ明細を受け取る。「明細はどんな事情があっても再発行はできませんので、大切にしてくださいね」と。

数分後診察室に呼ばれ、副院長から入院中の様子や手術後の経過について説明頂く。
・全て予定通り進んでいます。なんの問題もありません
・リハビリには時間がかかりますので長い目で見てあげてください。一ヶ月目は。。。
・抜糸はかかりつけの病院に連絡しておくので、2週間後を目安にいってください
・1カ月後検診は当院に来てください
・食べていないことについては「元気があるので、家についたらしっかり食べてくれると思いますよ。」

という内容。
そしてはなちゃんと3日ぶりの再開。
興奮気味。尻尾を振って身を乗り出して来てくれた。

よほど心細かったのか、よほど淋しい思いをさせたのか、ペロペロが止まらない。。。それを思うだけでこっちも泣きそうになる。

用意したクレートに入れて病院を出ようとしたが、カーラーが邪魔で入らない。。確か2か月前は入ったはずだが、少し大きくなってるのか?私の記憶が間違ってるのか。。。

しょうがないので抱っこして車まで。。。車で来てよかった。

帰りの車の中では足が不自由なはずなのに動き回ろうとして、ひやひやした。

いつも乗車中は人の膝が嫌な時はすぐにクレートに入れるのだが、今日はその手が使えない。

困っているとご飯を見つけ、猛烈に食べ始める。ほとんど2食分ペロッと食べてしまった。その後水をがぶ飲みし、いきなり爆睡。。

本当に良く頑張ったね。。。

 

まずは体力を回復させ日常を取り戻すこと。そしてゆっくり焦らず安全にリハビリ生活にだね。

さあ頑張ろう!