レッグペルテス術後3カ月の様子


レッグペルテス手術からもうすぐ3ヶ月♪

変化についてまとめてみました。

手術を経験した家族はみなさん順調に回復しているようですが、はなちゃんの場合も有り難くも順調に回復が進んでいる感じがします。

ただ、場所が場所だけに細かくみてみると、治りには複雑な過程があるようです。

ぱっと見、違和感なく完治に近い感じもしますが、よくよく見てみるとやっぱり時間が必要だったりと。。。

それと、わんちゃんは自分で行動制限が出来ないので、注意してみてあげて状態にあった対応をしてあげないといけないなと思ってます。

■足の様子
▼足が太くなった
太モモはさらに太くなりました。肉屋で売ってる鳥のモモみたいにw厚みが感じられるほどになりました。

逆足の70%くらいはあるかもしれません。
膝下(下腿)、足(肉球)はまだ頼りないですが、日に日にしっかりしてきてます。

1.足をついて歩き始める→モモが太くなる
2.体重をかけて足がつけるようになる→肉球が丈夫になる
3.足全体を使って歩けるようになる→偽関節が丈夫になる

こんな順番で回復が進んでいるように思います。

▼両足立ちするようになった
後ろ足で立つときはずっとつかまり立ちで、片足で立っていたはなちゃん。最近は両足を使って立てるようになりました。

以前はリードをつけた状態で後ろ足で立つことはできませんでしたが、そんな姿勢も出来るようになりました。
まだ完全ではありませんが、偽関節が形成されてきている感じがします。

▼ジャンプするようになった
足の痛みが減ってきているのか、しきりにジャンプするようになってきました。
この3カ月で体も大きくなったこともあると思いますが、手術前の正常時よりも高く跳べるようになりました。

▼おすわり、ふせの姿勢が左右対称になった
もともとお座りの姿勢がおかしいのが気になって、この病気に気がついたのですが、左右対称でおすわり、ふせが出来るようになりました。

手術直後は筋肉がなく、だらしない方向に曲がっていたのですが、正位置に自分で修正するようになりました。どうやら踏ん張るために、肉球が地面につけるようにしておきたいようです。

■足以外の様子
▼体重が増えた
病気とは全く別の話だと思いますが、最近体重が増えてます。成長期なことや、骨格の大きさを考えると、肥満というレベルではありませんが、体重が増えるとやはり足の負担が気になります。
ご飯やご褒美の量は引き続き慎重になっていこうと思います。

▼音に過敏に反応しでなくなった
つい最近まで、音にはものすごく敏感(というか過敏)でしたが、この数週間は安定してるようです。

散歩で車の音とかに怖がってぐずることが減ってきましたし、夜寝てる時の外の音にも過剰な反応をしなくなりました。足の状態と関係しているのかは分かりませんが、余計な痛みが減ってきている事はいい方に影響している気がします。

■気になること
▼たまにこける
長く散歩してきて、最後に家の階段を上ろうとするとき後ろ足の踏ん張りが利かず、クシャッとつぶれてしまうことがあります。

まあその後力の出る位置で踏ん張りなおしてちゃんと登りますが、ちょっと力をかける位置を間違えると踏ん張れないようです。みていてかわいらしいのですが、おそらく本人は必死なのでしょう。。。

▼まだ走らせるのは怖い
次女がたまに散歩で一緒に走ります。ほぼ全力で。ジャンプ力もあって、長い距離もしっかり走るのですが、途中から手術した足がありえない方向に曲がりだします。。。ちょっと大げさですが、プロペラみたいに回転する感じに。。。

間接がないので痛くはないと思うのですが、補助する筋肉が足りてない為だと思われます。ヘンな癖がついても困りますし、膝の事故が一番怖いです。もうしばらく走るの禁止で様子を見ようかなと思ってます。

このようにしてまとめてみて思うのですが、まあ概ね順調です。
やはり早めに手術という判断ができて本当に良かったなと思っています。

はなちゃんの場合は生後8ヶ月目での手術でした。
まだ成長の過程(体が大きくなる過程)での手術だった為、術後も体は大きくなっています。
成長中は体の成長や回復を助けるためのホルモンが沢山分泌される大事な時期なので、手術からの回復をずいぶん助けてくれているような気がします。

レッグペルテスは、他の関節の病気と違って、一度関節が壊死してしまうと二度と回復しない(治らない)病気。と言われています。

薬で痛みを散らしたり、手術の判断を遅らせたりすることは、後々の負担を増やしかねないことのようにも思います。

もしこの投稿を読んでいる飼い主さんで、レッグペルテスと診断された方は、様子を見る。というよりは、誤診がないか確認して、本当に間違いないのであれば、早めに手術の決断をしてあげるのがよいかと思います。