【初心者必見】トイプードルの年間維持費をまとめてみた

わんこを買い始める前の方に、「一体いくらくらいかかるの?」っていう質問。よくされます。
そこで最低限でいくらくらいになりそうか計算してみました。
初めてワンコを育てる人にとっては一体いくらくらい費用が必要なのか見当がつかないのではないかと思います。
なので「絶対にかかる、避けられない出費」、「ほぼ絶対かかる費用」、「やむを得ず発生する費用」に分けてまとめてみました。
一見金額的には小さなものでも、よく使うもの、たくさん消費するものは結構な額になるので、年間換算で金額を出してみました。

絶対にかかる、避けられない出費

ここにある項目は絶対にかかるモノ、避けては通れないモノの一覧になります。

ごはん:年間3万円~5万円

これ絶対必要です笑。犬は雑食と言われているので人が食べてるモノは大体喜んで食べます。
昭和のわんこは人と同じご飯を食べている家庭も普通にありました。
ですが、ワンコには中毒になる恐れのあるものや、個体によってアレルギー反応が出やすい食べ物も結構あります。
また、最近のドッグフードは材料、栄養バランスともに品質が上がっているのでドッグフード中心の食生活にしてあげるのが普通になってます。
犬の平均寿命が上がってる要因の一つにドッグフードの進化があることは間違いありません。
知識や食にこだわりがない限りは100%フードだけで育てるのが理想だと思います。
価格はピンキリですが、1Kgあたり3,000円以上するプレミアフードから1kg当たり500円くらいのフードまで売られています。
ある程度栄養をウリにしているフードの目安としては、1Kgあたり1,000円以上のモノが一つの基準になっています
※金額はネット購入の場合。店舗で販売しているモノは同じ製品でも割高の価格設定になってます。

おやつ:年間2~3万円程度

これもほぼ絶対必要です。
おやつを与える目的は様々ですが、個人的には
・歯磨き、顎のトレーニング目的
・しつけのご褒美用
この二つかと思ってます。
我が家では、晩御飯の後定期的に犬用ガムを与えています。
それ以外では、何かしつけをするときのご褒美用としてささみや犬用スナックを与えています。
おやつに関して注意することとしては、「特別感が必要」ということ。
普通のフードよりも味が強く、おいしいようなので日常化させないこと。
これに尽きると思います。
「うちの子フード全然食べなくなって、おやつばっかり。。。」なんて飼い主さん。結構いらっしゃいます。

トリミング:年間3万円~5万円

トイプードルは毛がほとんど抜けません。
伸びるのも早く毛玉になりやすく定期的にカットしてあげる必要があります。
トリマーさんの話を聞けば「ワンちゃんの為にも本当は毎月トリミングしてあげるのが理想ですよ。」とか「現実的にそれは難しくても、最低でも2ヵ月に一回くらいは。。」みたいなことを言われます。
我が家の場合金額もさることながら、なかなかそんなペースでトリマーさんにお世話になるのはできません。ということで、
・年4回のトリミング(3ヵ月に一回)。
・二か月後に目の周りを自宅でプチトリミング。
・一ヵ月に一回自宅で爪切り。
・2週間に一回自宅でシャンプー。
というペースで回しています。
このペースが一番ワンコにも生活のペース的にもあっているようです。

ワクチン類:1万円~1.5千円/年

ワクチン類は大きく2つに分かれます。
・狂犬病ワクチン:3,000~4,000円/年
これは日本では1年に1度。法的に義務付けられたワクチンです。
費用は登録費用も合わせると3,000~4,000円程度。
費用は3000円前後になります。
・混合ワクチン:5,000円~9,000円
混合ワクチンはいくつかの代表的な犬の伝染病から愛犬を守るためのワクチンです。
5種類のコアワクチンをベースに4種類のノンコアに対応した混合ワクチンを飼い主が任意で摂取させるワクチンです。
一般的には5種混合と7種混合の2種類がよく利用されているようです。
5種混合で5~6千円くらい、7種混合で8~9千円くらいかかります。
任意のワクチンではあるものの、日本ではトリミングやドッグランやペットホテルなどの施設にお世話になる際に提示を求められる場合がほとんどなので、やはり摂取する必要があります。

フィラリア予防約:3,000円~7,000円(小型犬)

上記ワクチンとは別で毎年蚊の出るシーズン(4月~12月)には蚊を媒介とした伝染病であるフィラリアという病気を予防するための薬を服用させることが推奨されています。
怖い病気なので普通は服用させています。体重により服用する量が変わってきますが、小型犬の場合は大体3,000円~7,000円に収まります。

トイレシーツ:10,000円/年+トイレ2,000円

室内で飼う場合はトイレは絶対必要です。
ワンコの性格にもよりますが、うちのワンコは一度したトイレはきれいになるまで絶対にしたくないようで、掃除を怠ると周辺に粗相します。。
なのでシーツはバンバン使います。
散歩時は外で用を足すので回数は少ないですが、一日に3~5枚くらいは使います。
一年換算すると最大で1,825枚。費用にすると約1万円くらい。
トイレは使いやすさで選ぶのがいいと思います。

シャンプー・リンス代:5千円~8千円

上にも書いたように大体2週間に1回のペースでシャンプーをします。
肌に優しいとか、香りが、とか自然由来とかいろいろなプレミアシャンプーも試しましたが、我が家の中では今のところライオンの定番シャンプーが評価が高いです。
価格も財布に優しいのですが、肌にも優しそう出し洗浄力も高いのでしばらくこれで行く予定です。
年齢とともに合わなくなって、痒がったり、肌荒れしたりトラブルが出てくるようになったら考えようと思ってます。
使い方によって費用は変わってきますが、我が家的には大体4回利用(2ヵ月)で1本。
年間6本くらいの消費です。

リード:1,000円~

リードは犬種や利用シーンで様々な選択肢があります。
我が家の場合は大きく3種類で回してます。

日常の散歩用:

→我が家はいろいろ試しましたが、結局ど定番の丸編みのリードに行き着きました。理由としてはテープタイプのリードはすぐ噛んでしまって使い物にならなくなってしまうんです。
丸編みのリードは噛まれてもちぎれないので長持ちします。
購入してから2年間一度も買い替えてません。

散歩用ロングタイプ:

もう一つ散歩で広い場所に行ったときに利用するのがリール式のロングタイプリード。
15m巻きを使っています。普段道を歩くときは頻繁にリードコントロールが必要なので、広い場所限定で使ってます。

お出かけ用:

商業施設やレストランなどお出かけするとき用にテープタイプの可愛いリードも利用しています。あまり頻度はありませんが、何となくおしゃれして出かけたいときに使ってます。

首輪:1000円~

首輪はリード同様にこだわりだすとキリがありませんが、価格を気にしなければ1,000円以内から調達できます。
ただ、命を守る重要な道具でもあるので耐久性や強度は十分に調査の上選択するのがよろしいかと。
我が家の場合はハーフチョークタイプののオリジナルを作っていただきました。
3000円くらい。。

ほぼ絶対にかかる出費

おもちゃ

犬は思った以上に人とコミュニケーションをとることにこだわる動物です。
我が家でも、人によって遊ぶおもちゃを変えたり、遊ぶ内容でお気に入りを使い分けたりします。
おもちゃの種類もいろいろあって、100円ショップで買えるような安価なものから、いろんなウンチクのついた高価なものまで様々です。
しつけや遊びの道具にもなるので、いろいろと買うことになると思います。

ケージ:15,000円~

室内で育てるケースがほとんどのため、普通の家庭ではケージはほぼ絶対必要になると思います。
我が家は留守番中はケージに入れて出かけるようにしています。
最初は狭くてかわいそうだなと思ってたのですが、「ここが自分の場所」と理解しているようでむしろそのほうが精神的にも安定しているように見えます。

クレート:3,000円~

クレートは特に子犬のころは、病院に運ぶ時や、カートがなかったころに頻繁に利用してました。
また、しつけの一番初めの段階で「クレートに入れる」みたいなことを教えることを推奨している本もよく見かけました。
入るのを嫌がるようになると、成犬、老犬になってからも大変になるのでなれる意味でも用意していたほうが良いものです。

カート:10,000円~

個人的にはこれは絶対必要と思います。
利用シーンとしては様々ですが、我が家の場合こんな時はよく使います。

一緒に外食するとき

まだまだ少ないですが、最近は犬と一緒に利用できるレストランも増えてきてます。
ドッグカフェは犬用のメニューや椅子があったりしてもちろん問題ないのですが、普通の飲食店の場合はどうしても地べたに座らせることになってしまいます。
やっぱり同じ目線で食事できるほうが、お互い安心ですし、楽しめます。そんな些細な理由ですが結構重要です。

遠出、一日中一緒に出掛ける時

買い物でも公園でも一日中出かけるときはやはりカートは必要になります。
長時間ずっと歩かせ続けることもできませんし、夏場はばてやすかったりします。
抱っこひもや、犬用のバックのようなもので済ませてる飼い主さんも多いようですが、わんこの負担を考えると個人的には断然カート派です。

街中や観光地など人込みを歩くとき

これは単純に安全確保の観点からです。
人込みは人間でも突然押されたり、ものに当たったりします。
特に小型犬は足元をちょろちょろしているので、なかなか人の目にとまらなかったりもします。
カートで歩いていると、明らかに存在感があるので危険から身を守ってくれます。

電車に乗るとき

もともとカートを購入したきっかけは、電車に乗るため、という目的が一番でした。
なので、電車に乗れるために分離式(カート部分と、ケース部分が分かれる)のカートを購入しました。
ですが、今のところ利用頻度はあまりありません。
逆にしっかりしすぎててかさばってしまうので車移動の時でさえやや不便さを感じてしまってます。
多機能で豪華なカートよりは、折り畳みできてかさばらないカートがあると利便性が上がるように思います。
逆に、電車での移動の時は専用のバックがあったほうがむしろ便利そうです。

やむを得ず発生する出費

次にやむを得ず発生してしまう出費。
「うちの子は病気しません」みたいなわんこでも生きている間は絶対に病院にお世話になる時代です。
ある程度覚悟して、用意しておくのが良いかと思います。
よくあるケースとしては
・おなかを壊した
・ひふが荒れてきた
といった軽いもの。こういうたぐいの診察でも薬代まで合わせると3000円~5000円程度はかかってしまいます。
また、年齢とともにお世話になる機会も増えてくるともいわれてます。
ここでは具体的な金額はまとめませんが、やはり保険に入っておくのがおすすめです。