「しつけ」といっても聞く側のとらえ方で印象はだいぶ変わって来ると思いますが、我が家では「犬が人と幸せに暮らしていく為に必要なお作法」と考えています。
ではどんなお作法が必要とおもっているか?については以下の通り。
・マンション暮らしなので、無駄吠えをしないように育てたい
→我が家の場合はこれが最優先です。「吠える」という行為は犬の本能の一つではあり、犬が吠える事には100%理由があるといわれています。なので、(あくまでも人間基準になりますが)どうしても伝える必要がある意思表示の為の「吠え」はやむをえませんが、意味のない日常の習慣的な吠え。をしないよう育てていきたいと思ってます。
無駄吠え対策には、無視することや、厳しくしかること、器具を使った改善方法など様々な対策方法があるようですが、それらを駆使して最適な方法を選んでいきたいと思います。また、それ以前に小さいうちから外との接点を持つことや、いろいろな音を聴かせること、ケージを活用した生活習慣、などなど言いだせばキリがありませんが「無駄吠えしない子に育つか?」という判断基準でいろいろと決めていきたいと考えてます。
・身の安全を守ってあげる為に、飼主の指示を守れる子にしたい
→散歩や外出でのしつけになると思いますが、我が家は住宅地ではあるものの、人や車の行き来が多く、犬にとっても決して安全な場所とは言い切れません。田舎や地方の広い道などであれば多少好き勝手に動き回っても問題はありませんが、我が家の近所はそうはいきません。
もし、リードが外れてしまったら呼び止められるか?もし、歩けず抱きかかえられて移動することになっても嫌がらないか?飼主以外の散歩でもいうことを聞けるか?
「危ないから」が理由で外に出る回数が減るのもおかしいし、ストレスを感じながら外に出すのも散歩本来の効果は半減します。
また、家の中でも高いところや熱いもの、挟まれると怪我をする危険な場所などは意外に多く、小さな犬にとっては危険な場所は(飼主が事前に回避する責任はあるものの)いざというときは近寄ってはダメという指示が伝わる方が望ましいと考えています。これら犬自身を守ることにも繋がる人との接し方については、しっかりしつけていきたいと思います。
・部屋の中の時間が多くなりがちなので、芸や遊びを覚えて、運動不足や退屈解消、飼い主とのコミュニケーションに役立てたい
→部屋飼いの犬の大半は運動不足になりがちと言われています。日々十分な運動をさせてあげることができれば問題ないのでしょうが、飼主の生活、天候などによっても状況は変わってきます。それを補完する機会として、芸や遊びを沢山教えていこうと思います。
日中はお留守番の時間も多く、平日は朝晩しかコミュニケーションが取れない、限られた時間の中で深い信頼関係を作る方法を考えていきたいと思います。
つづく。。。