ZENBOOK UX21を復活させてみた(バッテリー交換編)

2011年発売のASUS ZENBOOK UX21E。
自宅の掃除をきっかけに復活させてみることにしました。

このPCはいわゆる「ウルトラブック」の草分け的な存在で、当時話題になった「初代MacBook Air」を意識して市場投入された7年前のモデルです。

アルミニウムを独特のデザインに加工したのが印象的で、見た目の高級感は今でも十分通用するモデルです。

ただ、日常利用するにはいろいろガタがきてて、一軍PCとしては使い物になりません。。。

 

現状(メンテナンス前)

・遅い。起動こそ早いが、ソフトの立ち上げ、データの保存が時代遅れ感あり

・2つあるUSBポートのうちUSB3.0側が使えない。ハードの問題かソフトの問題かが不明

・WIFI、Bluetoothが調子がおかしい。ドライバを手動で入れなおして利用していたがた
まにおかしくなる。

・バッテリーが蓄電能力ゼロ。コンセントを抜くと0秒で電源が切れる。

ということで、なんとか復活できないか手を尽くしてみたいと思います。

 

メンテナンスメニュー

・バッテリーを交換

・まず、工場出荷状態に戻す

・できればWindows10をインストール

・SSD交換

 

上記想定中です。

 

ZENBOOK UX21は特にマザーボード周りは専用設計されていて、メンテナンスにもかなりの制約があるようです。

私のような素人ではCPU、メモリは交換できないらしいです。

なので今回は、バッテリーがないと話にならないのでそれはするとして、あとはSSD交換とOSアップグレードでどれくらい改善するか試してみたいと思います。

 

まずはバッテリー交換

入手元

バッテリーは3000円~20000円くらいまで出回ってました。

個人的には外で長時間使用するつもりはなく、アダプタをはずした状態で持ち運んだり、数十分使用するのに耐えられれば十分。という前提で、実績のありそうな以下の商品を購入。

発送も予定日より1週間以上早く届く。すぐ対応していただけたようです。
見た目はこんな感じです。

交換プロセス

他の製品同様古いバッテリーをはずして、新しいのを入れる。という工程で終了です。

非常に簡単な作業ですが、強いてひとつ注意するとすれば、コネクタの形状が特殊なため、やや注意が必要かなという印象です。

上から見るとどこまでがオス側(バッテリー側)でどこからがメス側(マザーボード側)なのか分かりにくいのですが、オス側の接点がこのような形状をしていて、メス側に上から差し込む形になっています。

取り外しの際は真上に引っ張ればとれるのですが、やや硬いので、無理やり引っ張って、マザーボードをダメにしないように注意が必要です。

上から見たコネクタの形状
下から見たコネクタの形状。マザーボードと接する部分になります。

私はコネクタを引っ張り上げるのはやめて、バッテリーを持ち上げて、水平位置からマイナスドライバーでちょっとずつぐりぐりして、引き離しました。

固定ねじは全部で5箇所。

バッテリーを保護してる不織布がふわふわしてるので、ねじはしっかり締めないと、バッテリー本体が浮いてしまいそうです。ですが締めすぎはねじを壊しかねないのでご注意を。

これでおしまいです♪

裏蓋を仮締めして電源を入れてみたところ、50%ほどの電池残量がありました。

また、私は大丈夫でしたが、製品によってはまれにフル充電で表示が80%になってしまう問題があるようです。
その際対策に関するメモ紙などが一緒に梱包されていました。

着用後の状態

これでACアダプターをはずしてもPCが使える状態になりました。

通常の利用で、4~5時間は使える感じがします。

少しだけ生き返りました!

次は、OSのアップグレードにチャレンジです!!