家庭内ネットワーク改善2~Wifi環境の最適化~

先日の記事「家庭内ネットワーク改善1〜ネットがおそすぎて〜」の記事のとおり、家の中のネットが遅すぎて改善取り組み中です。

いきなり結論ですが、今回記事に取り上げている「Wifiアンテナ」の威力がものすごい。
久しぶりに買ってよかった。という買い物になりました。

今回は、書斎デスクトップPCのWifiを5Ghz帯に対応させることで家中のWifi電波を統一させること。
あとは、可能な限り電波のロスを減らすことで、WIFIのつながりと速度安定がどこまで出来るのか?
がある程度分かればいいかなというつもりでえていたのですが、電波の強さが速度にここまで影響があるとは思いませんでした。

現状

設置状況

我が家の書斎のデスクトップPCは5Ghz帯の電波を受信できず、2.4Ghz帯の受信をしています。
一方でそんなことはお構いなしに、家族は他の部屋から、5Ghz帯でバンバン通信をしています。
おそらく家中のWifi周波数帯がバラバラになっていて、たまに中継器が調子が悪いと、電波が切れたり止まったり、渋滞が起きているような動きを見せます。

また、普段書斎PCは家中の写真やビデオ、スキャンデータを同期させる役割を担ってるので、電源を入れたとたんに、大量のファイルの同期が始まります。ここの通信が不安定だと、PCのパフォーマンスそのものに影響が出てしまいます。
また同時に、家中のネットが不調になります。

速さ

平均値はざっくり、
・下り:1.9~1.5Mbps
・上り:1Mbpsくらい

対策

WIFIアンテナを購入

まず、PCを5Ghzで受信できるようにするためにアンテナを購入しました。

外観はこんな感じ。

ラップトップPCで使いやすいようなデザインになっています。
USBを延長すればアンテナを好きな位置に移動できます。
USB3.0規格です。
最大データ受信量は1300Kbpsだそうです。

ソフトウエアの入ったCDが付属されていて、それをインストールして利用します。
通信状態の確認、接続設定はこの管理画面でやります。
アンテナの角度を変えると微妙に電波のつながりが変わります。

全部日本語です。

結果

このアンテナを装着して速度測定をしてみたところ、、、

速度測定

・下り:11~15Mbps
・上り:2~5Mbps

あがりました!
劇的にあがったのですが、数値的にはかなり微妙。。。

他所感

数値的には10Mbps程度と、今の時代的にはそれほど速いとは言えませんが、今までのようなストレスは感じなくなりました。体感的には相当スピードアップしています。

GoogleDriveへのアップロードもさくさく動きます。ネットのスピードも申し分ありません。動画もスムーズに見れます。

生まれ変わったように早くなりました。

気になるところでいえば、1M以上の動画ファイルのアップロードは依然ストレスがあります。
この点はまた工夫して改善していこうと思います。

また、今回速度計測しながらいろいろ試してみたことで、WIFI電波の強さは速度にかなり影響していることがよくわかりました。その発見のほうが大きいかもしれません。送信側と受信側をしっかり接続してあげれば、親機側もマシン側も他の電波を発信したり、探しに行ったりといった無駄な働きを抑えるようです。

直接的には5Ghz帯に切り替えたことよりも、電波の受信強度を改善したことのほうが影響があったのかもしれません。

アンテナひとつでこれだけ改善するのであれば、まだまだ出来ることはありそうです。

さらに、書斎のPCだけでなく、リビングでスマホを利用するときも、電波が安定して速度が出たような気がします。これについてはまた、WIFI親機の位置を変えるなどして、さらに改善していければと思います。

結論

・PC用の外付けWIFIアンテナは効果絶大です。
・電波の強さは、通信速度にかなり影響を与えているようです。
・次回はWifi親機、中継器の位置のてこ入れをしてみたいと思います。

もう少し頑張ってみたいと思います。