スマホの写真整理方法~フォルダ・ファイル管理編

スマホ、デジカメ、ビデオ等の整理の方法について、記事をアップしてきました。

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意外に好評だったので調子に乗って、今度はフォルダ・ファイル編。

画像、動画に限らず、ファイルの整理といえばフォルダ構成の仕方やファイル名の書き方など、デジタルデータを扱う上では基本中の基本になります。

ここがしっかりできるかどうかで、ITリテラシー、というか情報へのアクセスが変わってくるといっても過言ではありませんよね。

変化する管理方法

ただ、昨今は、画像・動画データの管理については、今までとは異なる管理方法が求められています。。

その理由。

1.そもそも一人の人が扱う何かしらのデータ(≒ファイル)の絶対数が増えている。

ほんの数年前までは、デジタルの画像、動画データは、「デジカメ、ビデオで撮影して、PCに取り込む」という処理し方が一般的でした。今でも変わりませんが、

・撮影するデバイスが増えていること(スマホ、タブレット、アクションカメラなどなど)
・保存するチャネルが増えていること(スクリーンショット、SNS経由(他社からのファイル)など)

などから、一人の人が目にするファイル、保存するファイルが飛躍的に増えています。ただ、そのほとんどのサービスも進化しているのである程度までは放置しておいても必要なファイルにアクセスすることは容易にできます。
しかし、その人が処理できる限界を超えるととたんに必要な写真が見つけられなくなったりします。
そんなときに限って、ネットがつながらなかったり、スマホが壊れたりと不便を強いられる話をよく聞きます。

2.加工するシーンが増えている。

例えば動画であれば切りだしたり、スクショとって画像として利用したり。画像であればフィルタ加工したり、アイコンやテキストを挿入たりといった「二次利用」のシーンが増えています。これにより、オリジナル以外のファイルがどんどんたまっていきます。

そんな背景もあり、ますます「大量のファイルを」、「速く」、「確実に」、「継続的に」、「探し出せる」という環境が必要になってきています。
情報は処理する時代から編集する時代に変わってきている。ともいいかえられます。

なので、いちいちPCを立ち上げて、決められた複雑なフォルダ構成に沿って、ファイル名を書き直して格納する。などとちんたらやっていては追いつきません。。。

様々な経路で自分の手元にやってくるデータをいかに効率よくフォルダ整理できるか?

そして、整理したファイルが以下に効率よく利用できるか。

こんなことを考えているのはおそらく私だけではないはずです。

と、ながーい前置きはこれくらいにして本題です。

ファイル・フォルダ管理の原則123

原則1:まず互換性を維持する

原則2:フォルダ構成は第二階層まで

原則3:ファイル名、形式はそのままで格納

原則1:まず互換性を維持する

まず大前提として押さえておきたいことが互換性。
便利なアプリやバックアップ、コピーのツールは日々進化しています。
その進化に合わせて、常に最良のものを採用していく必要があります。
そこで注意したいのが互換性です。

でも書いたようにバックアップファイルはオフライン環境にバックアップをてることが前提になります。

私たちの様な一般ユーザーがオフライン環境にファイルを持つこと。そしてそのファイルを利用しやすい状態にしておくためには、互換性の高いファイル形式で所有して、互換性の高いOSで格納しておくことが重要になります。

原則2:フォルダ構成は※第二階層まで

【原則1】の互換性にも関連しますが、格納されたデータは同期アプリやクラウドツールからアクセスを受けることになります。

その際にフォルダ構成を第二階層までにしておくとアプリへのインポートエクスポートの設定が非常に楽になります。

例えば同期アプリの「DriveSync」。
同期元の環境を第三階層以上に設定して、その配下を全て同期させようとすると、
第二階層目のフォルダ分の同期設定が必要になります。
つまり、フォルダの数だけ、同期の設定が必要になる。ということです。

設定が確実に出来れば便利ではあるものの、少なく見積もっても数十から数百のフォルダ同期設定をスマホで一つひとつ実施することになります。

そこまで細かく設定できるこのアプリは非常に優秀ですが、これは非常に面倒な作業です。

フォルダを第二階層までにしておけば、「同期用写真フォルダ」というひとつのフォルダを同期設定すればそれで完結します。

同期させたくないフォルダは、アプリで同期をコントロールせずに、その同期用のフォルダから別の(同期設定されていない)フォルダに移動させればいいだけの話です。

また、同期アプリやクラウドストレージは常に新しくて機能的で優秀なアプリが市場に投入され手続けています。

ひとつのアプリに特化した設定に凝るよりは、いいものが出てきたらいつでも乗り換えて使ってみることができる環境が必要です。

「せっかく設定したのに、新しいサービスに切り替えるのが面倒。だから切り替えない。」というのでは本末転倒です。

その為にもフォルダ構成はシンプルにしておくことをお勧めします。

※第二階層までとは
以下の様なフォルダ構成を指します。フォルダ名は「日付+イベント名」で十分かと思います。
——————————————
第一階層:「写真、動画のフォルダ」
第二階層:「20180101お正月」
第二階層:「20180202節分」
第二階層:「20180331卒業式」




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原則3:ファイル名、形式はそのままで格納

保存したデータ一つひとつのファイル名をリライトするのは現実的に不可能です。
自動採番されたファイル名は思い切ってそのまま残しましょう。

フォルダ内のファイルはアプリやビュワーの並べ替え機能、抽出機能を使えば、必要なファイルに十分たどり着けます。フォルダ内であれば。です。。。

「出来るものだけでもファイル名を」なんていう人もいると思います。ですがお勧めしません。中途半端にフォルダ名を変更すると後々の抽出が非常に面倒になります。

「あれ?LINEで保存したファイルはどれだっけ?」とか、「デジカメで撮ったファイルだけ抽出したファイルだけプリントしたい」といった対応が非常に面倒になりますから。。。

また、特に動画の話になりますが、ファイル形式もそのまま保存しておくのが一番です。

そもそも互換性の高い形式で保存するべきであることは先にも触れた通りです。
ですが、一度保存してしまったファイルを無理に互換性の高いファイル形式に変換する必要はありません。

スマホ内でみるにはViewerアプリが充実してますし、DVDに焼くのであればその段階で形式変換を試みればいいだけです。時間の無駄になります。

以上ポイントを3つあげてみました。

写真データは検索する時代?

「写真データは検索する時代」と言われ続け、すっかりそれを信じ切って、GooglePhotoに画像を放り込み必要な写真を検索する。

というスタイルで写真管理をしている人を見かけます。はたして、本当に必要な時に必要なデータが手元に出せるのでしょうか?

また、今はGooglePhotoが一番評判がよいようですが、さらに便利で優秀なサービスが出てきたときに切り替えられるのでしょうか?

写真データは、「記録」や「思い出」といった「モノ」なので、リアルの世界同様に「どこに何があるか?」把握して初めて利用価値が生まれてくるものと思います。

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