少し前の話になりますが、プリーツ網戸の修理をしました!
糸切れによる動作不良です。
材料代2,000円、作業時間3時間程度で自力で修理しました。
結局非常にシンプルな作業だったのですが、作業にたどり着くまでの情報がなさ過ぎて、わかりにくすぎて苦労しました。
ということでポイントを共有します。
はじめに、我が家は「不二サッシ、プリーツ網戸」という商品のようです。
メーカーに修理を頼むと最低4万円ほどかかるそう。我が家は同様の修理が2カ所、今後修理が予想される場所が2カ所あるので、毎回そんな依頼をしていたらキリがありません。。。
専門の業者に頼もうとすると、修理ではなく2万円くらいから別の網戸に入れ替えを提案する業者ばかり。「最新の開閉式網戸のほうが安くて耐久性がありますよ~」というふれこみらしい。。。
金額もさることながら、使えるものを捨ててしまうのは好きではない。
みた感じ、ただ糸が切れただけなので、その糸を新品に交換すれば良いだけのように見えるし。
ということで、DIYでの修理を決意した経緯です。
材料選定~糸の選定がこの作業のキモ~
糸:
おそらく素材も太さもこれそのものだと思います。ややコスト高になりますが、タコ糸や建築用のナイロン糸などでは伸びや摩耗などで直ぐに使いものにならなくなると思い、探しに探してこの糸を見つけました。
非常に強度は強く、携帯のストラップなどに使われている糸のようです。
ケブラー糸よりも強度があるという説明もありましたが、多分強度的には問題なさそうです。
糸止め:
これも元と同じものを探したのですが、たどり着いたのは配電用のコネクタでした。
見た感じまったく同じものを使用しているようです。
この二つがあればあとは「解体して」→「組み直す」。だけ。
解体~フレームをばらします~
・両サイドのフレームを外せば網戸は外れます。
・上下のフレームは外す必要はありません。
糸通し~糸の通し方。のポイント~
・糸は全部で3本(起点が4箇所の場合)
・長さはそれぞれ余分に1m程必要
・通し方は以下の通り
・糸は切らずにはめ込み作業に入る
※2019/6/18追記
糸の取り回し方がわからず苦労しました。
当時のメモが出てきたので捕捉させていただきます。
まず修理した網戸。
こんなつくりの網戸です。中央部の枠が左右にスライドして、右に動かせば網戸が開いて左に動かせば網戸が閉まる作りになってます。
これが当時のメモです。
全部で三本の糸を使って、図のように糸を通すイメージです。
糸はそれぞれねじで固定されるので、枠を左右にスライドしても糸は動きません。
写真撮っておけばかなり役に立つ情報になってたと後悔してますが、作業がかなり面倒だったためこんな図でごめんなさい。
※追記ここまで…
はめ込み~元に戻す~
・糸が抜けないように注意
・調整出来る側を後にやる
こんな感じです。
作業の随所で大手メーカーにありがちなDIY封じの箇所があります。
・サッシに樹脂製のパーツを差し込む必要があり、縦幅分だけ糸が余分に必要になります。
・糸の長さの調整が難しい。間違うと最初からやり直しになる
注意するのはこのへんでしょうか。。。
ドライヤーなどの家電製品にありがちな「はめ殺し」がないのが救いですね。
一応メーカー側でも修理対応できるようになっているのでしょうかね。
糸の長さが正確に分かれば必要分をあらかじめカットして、細いワイヤーなどを継ぎ足して完成させてから、最後にそのワイヤーを外すという方法もあるのかもしれません。
※設置後半年ほど経ちましたが快適に利用できています。
くれぐれもこちら、「不二サッシ」の「プリーツ網戸」という製品に対する投稿です。
「アコーディオン網戸」、とか「ロール網戸」とは仕組みが別だと思いますので念のため~。